アートのPR
今、PRのお手伝いをさせてもらっている、
札幌の実力派俳優が揃う劇団ELEVEN NINESの「12人の怒れる男」。
昨年は前売完売の実績を持つ戯曲で、
まだ見れていないのですが、ドラマ、映画と様々な形で展開されている
作品です。
日本では、三谷幸喜が「12人の優しい日本人」として
リメイクしたりもしていますね。
今回は、札幌演劇シーズン2015夏の演目の1つとして
取り上げられています。
演劇やアートのPRの仕事というのは、とても難しい...
PRはPublic Prlations=社会との関係性を作る仕事です。
そりゃ、お金があれば、メディア等を使ってとにかく人の目に触れさせることは
出来るかもしれないけど、「自分に関係ない」と思っている情報は目に入らないもの。
演劇やアートが「自分に関係があることだ」と思ってもらうために
どういう風に伝えることが出来るか...というのがPR視点での考え方、考え方なのだと
思っています。
...ということで、色々考えながら、ちょっとずつ仕掛けています。
今週来週くらいから動きが見えそうなので、
またご報告しまっす!
私の(悲しい)強みは、ニュートラルであること(と思っている)。
演劇もアートも、日常生活にそんなに近くない存在だった。
(去年の札幌国際芸術祭2014でずいぶん色々なことを勉強させてもらったけど)
なので、普段興味があまりない人に思考が近いw
(今ではアートも興味があるので、たまに出かけていくようになっている)
その分、どういう風にアプローチすると自分ごとになるか、
接点を持てるフックがあるかということを考えやすいようにも思います。
(ニュートラルである=自分の得意分野がないということなので、
年に何回かはそれで凹み悩みますw)

「12人の怒れる男」、稽古場にもお邪魔していますが、1つ1つ、この人はなんでこう言ったのか、どうしてこういう反応をするのか...など解釈を加えながら、作りこんでいく光景は、なんとも興味深く見ていました。
ものづくりって、面白いですね。
「12人の怒れる男」、ぜひお越しください!