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ポケモンGOにアートの入り口を探ってみる

ちょっと流行りに便乗してポケモンGOの話をしようかなと。

 今「人類と芸術の300万年 デズモンド・モリス アートするサル」という本を読んでいます。

 その中の記述で、1994年フランスのショーヴェ洞窟で発見された素晴らしい洞窟画の話があります。太古の部族民が2万5000年も前に残したもので、そこに描かれているのは、巨大な野牛や荒々しい牝牛、足の速そうな馬や角のある鹿やサイなんだそうです。その時代には考えられないほど正確に描写されています。 

 そこには普段食べている数多くの動物などは描かれていなくて、捕まえるのが大変で、盛大に祝う理由になりそうな動物だけが、記念として洞窟の絵になっています。これは部族民は洞窟の壁に最高の獲物の姿を描くことで、勝利を祝い、記録として残し、また動物の神々をなだめたのではないかと言われているようです。

 それを読んでいて、ポケモンGOをしている行為もなんか似てないかなと思って。ポケモンをGETして、記録したり、ピカチュー見つけたって写真撮ったり、見せ合ったり。なんかその感覚って今でも通じる気がして...というか2万年経ってもあまり変わらない人間の本質なのか?  もしかしたら2万年後の現代人に、太古の人たちがポケモンっていう架空の生き物をGETする遊びが流行していたようです、なんて言われているかもしれません。(写真は食卓で飲んでるときにお家にやってきたピカチュー^^)

 ポケモンGOは、拡張現実(AR)という技術が使われていますが、このAR(拡張現実)って、実はすごくアートと親和性があるというか、アートを楽しむための1つのヒント(練習?)だと思っています。今の私にとって、アートに接することで「自分の見ている景色が変わる」体験が出来るのが楽しい1つの要素になっていますが、それって、言い換えると「見えないものを見る」とか「聞こえないものを聞く」ってことですよね。  これ、AR(拡張現実)も近くて、スマホのアプリを通して、見えなかったものを景色に重ねて見ているわけです。1枚フィルターがかかっている状態ですよね。アートとか、アート作品が私たちに見せてくれるものも同じで、作品を見たり聞いたりすることで、新しいフィルターをGETして見せてくれる状態なんだと思うんですよね。  先日「拡張現実がなんだ!そんなものに頼らなくてもたくさんのものが見えるはずだ!」と話していたアート関係者がいたそうで、なるほどなぁって思って。  「見えないものを見る、聞こえないものを聞く」ってことがアートの1つの要素だと言いましたが、もしかしたらよりアート的な要素が強いのは、妖怪ウォッチかもと思いました。妖怪ウォッチは何かしら人の行為や行動から生み出されていますよね。妖怪ウォッチが流行ったときに、なんでも妖怪のせいにする大人・子どもなんかが話題なりましたけど、これって、「見えないものを見ている」という視点では、すごくアートなんじゃないかと思いました。

さて、いよいよ来週末、8月5日、6日は、北三条広場で「さっぽろ八月祭」が開催されますよー。2014年の開催から今年で3年目なのですが、ファンが多いですね!生音での盆踊りは本当に癖になります。さらに、札幌国際芸術祭2017のゲストディレクター大友良英さんが作曲、広く公募したフレーズで歌詞を作った「さっぽろ八月祭音頭」もお披露目されます。絶対楽しいから、ぜひ参加してほしいです! そして翌日の8月7日には札幌国際芸術祭2017の「パブリックミーティング」があり、2017年の本祭に向けて様々な発表がされます。WEBから会場の様子も見られるようになりますので、WEBサイトsiaf.jpもチェックしてください。 (7/27O.AのAIR-G'「Hello!HOKKS」収録原稿をもとに、ブログ用に加筆)

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