PRとビジネスの相対性
広報って、ビジネスを超えたところで話をしていることが多いと思う。
お金では解決できないギブアンドテイクであり、
お金には換算できない部分で関係を築き、
ビジネスを超えたところで想い想われて成立しているところがある。
応援したい、一緒に面白いことがしたい、何かしてあげたい。
そう思い、そう思ってもらう関係を作る、
だからこその広報・PRの仕事だし、
ときにビジネスでは出来ない成果や変化を起こすものだと思う。
そんな労力や情熱をお金に変換しようとすると
いっぺんに関係性が変わってしまう。
ビジネスとして見れば、なあなあに見えることも多いかもしれないけど、
そこには双方を思う熱量と情熱があるし、割り切れないものがあるんだと思う。
その割り切れない関係を作るのが広報という仕事であり、
パブリックリレーションであると思う。
その熱量や情熱よりも、お金で計りたい(ビジネスしたい)のであれば、
「広報」なんていうべきではないかもしれない。
ビジネスの範疇で対価を払いながら、ビジネスライクに情報を流せばいい。
一方で、リレーションによって得たその熱量や情熱を
内部に伝えられない、内部調整できない広報であってはいけないということも
忘れてはいけないことだということも、分かっている。
気持ちが落ち着いてからまた読んでみよう。